2011年04月10日

やちよ絵手紙の森美術館「東日本大震災復興支援チャリティー」

八千代市内各所で広まり続けている東日本大震災への復興チャリティーですが、今回は入館料をすべて義援金に充てるという活動を行っている「やちよ絵手紙の森美術館」さんをご紹介します。

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↑ やちよ絵手紙の森美術館は、村上橋近くの交差点そばにあるアース・メイトさんの建物に隣接しています。

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↑ 駐車場も自転車置き場も完備。新川の散歩ついでなどにもふらっと立ち寄りやすそうな雰囲気です。

このやちよ絵手紙の森美術館は、瀧下白峰(たきした はくほう)さんとむつ子さんというご夫婦の作品が並べられています。むつ子さんは趣味の小説やエッセー、絵手紙が高じて多くの文芸賞を受賞するまでとなり、現在では京成バラ園でカルチャー教室の講師などをなさっているほど。一方、ご主人の白峰さんは白水書道会会長を務めていらっしゃる書道家です。
奥様が絵を、そしてご主人が文字をしたためるというスタイルで、数多くの絵手紙作品を生み出されてきたお二人ですが、今回の東日本大震災では大変心を痛められました。

『日々報道される数々の不安要因や、被災した方々の辛く過酷な状況を目にし、何か救済の手段がないものか?私共の美術館でも何か手助けできる方法を・・・と考えあぐねておりましたが、やはり絵手紙によって支援を!ということで、震災への「祈り」を込めた原画展を企画いたしました。3/23〜6/26(月曜日休館)の期間中にお越しいただいた方からの入館料は、すべて義援金として被災地へお送りします。絵手紙を通じて心に不安や哀しみ、心配を抱えている方々へ少しでも心休まる時間を過ごして頂ければと思っています。』

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館内には、常設展示の作品以外に、今回のテーマ「祈り」を込めた作品約60点が展示されているそうです。これらの原画は絵手紙として加工されていて、購入することもできます。柔らかなタッチの温かな絵に添えられた言葉は、どれも被災された方々へ直接届けたくなるものばかり。

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↑ 裏面には、「3.11東北関東大震災復興支援チャリティー絵手紙原画展を開催いたします。期間中の入館料は全て義援金とさせていただきます。一人でも多くのご来館をお待ちしております。なお、被災者の方々に心よりお見舞を申し上げます」と書かれています。

やちよ絵手紙の森美術館は、毎月のように新しい作品が展示されているそうで、いつ見に行っても新鮮味があって癒されると評判の美術館。まだ訪れたことのない方は、この機会に募金をするというつもりで、一度足を運んでみてはいかがですか?
きっと、何度も立ち寄りたくなる素敵な時間が過ごせると思いますよ。

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東日本大震災復興支援チャリティー 絵手紙原画展「祈り」
【開催期間】平成23年3月23日(水)〜6月26日(日)※月曜日は休館
【企画内容】震災への祈りを込めた原画約60点を展示。期間中の入館料は全て復興支援への義援金とさせていただきます。


●やちよ絵手紙の森美術館 047-487-6265
千葉県八千代市村上南2-16-25 東葉高速鉄道「村上駅」より徒歩15分

【開館時間】10:00〜16:00
【休館日】月曜日及び毎月末火曜日(但し、月曜祝日の場合は火曜日が休館日)
※その他、夏季休館日(8/9〜8/23)・年末休館日(12/25〜1/4)
【駐車場】有り/無料
【入館料】500円
【ホームページ】http://www.geocities.jp/kokorono_fukei_1953/index.htm
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | 市民活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする