2012年04月14日

4/22放映予定!TBSテレビ「噂の東京マガジン」で取り上げられる、八千代市の『新川ハコモ ノ計画』とはいかなるものか?

【追記】2012年5月3日 頂いたコメントの内容をもとにいくつかの質問を八千代市へ投げかけ、その回答を頂いたので追記しました(末尾)。
【追記】2012年4月19日 反対派意見について、一部内容を追記しました。
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八千代市で近年注目され続けている、新川周辺の整備事業。
この計画について、4月22日にTBSテレビ「噂の東京マガジン」で取り上げられる予定なんだとか。
(といっても、テレビですから番組変更になる場合もあるのであしからず・・・。)

とにかくこの事業については、反対の声も少なくありません。
特に賛成派・反対派という対立が激しくなった、前回の市長選の際には至るところで話題にのぼっていましたが、推進派の豊田市長が当選し“民意を得た”ということで、一応の決着を見せているといったところではありますが・・・。
予定通り進めば平成26年〜27年には全事業が完了するという段階にきているというものの、いまだに賛否両論、反対派の活動が絶えない状況です。

反対派の方がおっしゃるには、『新川沿いに約74億円という巨額の税金を投入して、「図書館」「市民ギャラリー」「総合グラウンド」「やちよふれあいの農業の郷」の4つの建設事業を進めるという、いわゆる「新川ハコモノ計画」は、近年全国的に批判されている典型的な「ハコモノ事業」そのものではないか!』という見解。

一方、賛成派からは『八千代市全体の街づくりとして重要な意味合い。そもそも、ハコモノばかり取り上げられるが、事業の名称は「新川周辺地区都市再生整備計画」であり、市内の道路整備も含めてすべて10年以上前から入念に計画され積み上げられたもの』と、話しが食い違うばかり。

果たして、八千代市の財政状況は本当のところどのような状況に置かれるんでしょうか?
また、事業の具体的な中身についてもイマイチ分からなかったので、それも含めて公開されている資料や、市の関係者からお話を伺って双方のご意見をまとめてみました。

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ちなみに、反対派の立場でご意見を頂いたのは「情報公開と市民の会」さん。
今回「噂の東京マガジン」のレポーター清水国明さんから、反対派として取材を受けた方々です。
平成21年に市から計画が公表された当初から「慢性的な赤字に苦しむ八千代市でハコモノ建設など、市民は誰も望んでいない」と計画の見直しを訴えてきました。実際に、計画の是非を問う住民投票の実施を求めたものの議会で否決され、計画決定後は「事業の中止」を求め続けていらっしゃいます。

一方、賛成派のご意見を伺ったのは、八千代市議会議員さん。
この事業が市議会で可決されたとき、賛成の立場でいらっしゃった一人です。

さて、この事業全体の概要については書ききれないので、特に注目されている以下の事柄4点に絞って、反対派・賛成派それぞれの見解をご紹介していきます。
1.「八千代市中央図書館」について
2.「市民ギャラリー」について
3.「やちよふれあいの農業の郷」について
4.費用面について


1.「八千代市中央図書館」について
八千代中央駅と村上駅の中間あたりにある、新川沿いの場所を予定地とする新設図書館「八千代市中央図書館」についての見解です。この図書館を設立するにあたって、市民のニーズの多様化、高度化、専門化に応えていくためには、市内に既存する4つの図書館の設備や機能では限界があること、また八千代中央・村上駅周辺の人口急増地域に対する図書館整備が急がれていることが理由として挙げられています。さらに、この中央図書館によって既存図書館の再生化・バックアップも図る狙いがあります。
【反対派】
・不便な新川沿いに「中央図書館」を新設するのなら、既存の図書館を充実させたほうが市民サービスの向上になる。
・市民の便利の悪い、遠い図書館をわざわざ使う人は少ない。このような所に21億円もかけて施設(ハコモノ)を作るより、別の使い方をしたほうがよい。例えば、学校の設備が古くなり、雨漏りがする体育館や、汚くなっているトイレの改善。既存の地域住民に密着した4つの図書館の設備の改修や、図書、雑誌、資料の補充や充実を図ることなどにお金を使って欲しい。
・かねてより地盤の脆弱性が指摘されていたが、やはり東日本大震災で液状化が発生。市側は早急に詳細な地質調査を行い、市民に公開して説明すべき。
・地震における液状化対策にかかる費用がさらに増え、21億円では収まらずにもっとムダ使いになってしまう。
【賛成派】
・新川沿いということで地盤が問題視されているが、震災の際に液状化したのは表面に整地した土壌部分であり、地下は大変強固な地盤であることが調査結果として分かった。現在は適した工法を用いることで液状化を防ぐことが可能であり、今回はまだ建設前に地盤工事を行うことが出来るので安心である。
・市内4カ所にある図書館のうち、とくに大和田図書館と八千代台図書館の老朽化・耐震については心配されるところであるが、建て直しや耐震工事、蔵書拡大に耐え得る設備改善の費用を新たに確保するほうが難しい。
・中央図書館には、石川県小松市にある「空とこども絵本館」(⇒詳細はこちら)を参考に、0歳の赤ちゃんが寝転がりながら絵本に触れられるような、騒がしくしても気にすることなく本に親しめる子供向けスペースを設ける。ここだけで3,000冊もの蔵書を検討しており、近隣市にもあるような、読み聞かせをしても大丈夫な親子でゆっくり過ごせる図書館になるよう企画中。
・八千代市内には、受験勉強などで利用したくてもじっくり自習できる場所が少ない。緑が丘図書館1階にある自習室も時間交代制で、八千代中央駅にある生涯学習プラザも満席。学生は郷土博物館にまで足を伸ばして自習の場を求めている状況。そこで中央図書館には、400席もの自習席を完備する予定。一日中集中して学べる環境を整える。
・そもそもこの図書館を今回の街づくりに盛り込むにあたって、5年前に市内住民から3万6千もの署名を集めたうえでのもの。それだけニーズがあって望まれている背景がある。
・立地が悪く利用しにくいのではという声もあるが、女子医大が出来て市内巡回バスが通ったように、この図書館へのアクセス(バス等)も整える。むしろ、ふるさと親子祭の花火大会でも徒歩や電車で多くの方々が集まる立地と重なることから、利用しにくい場所とは考えにくい。

2.「市民ギャラリー」について
図書館と併設される複合施設。目的として、市民の文化活動の拠点となるような施設であること、市の収蔵美術品の展示スペースが確保できる施設であること、発表の場として機能的であり市民にとって使いやすい施設であることなどが挙げられています。
【反対派】
・「市民ギャラリー」は用途が不明確。
・市に何を展示するのか質問すると、「市民会館2階で展示されていた星襄一氏の版画を展示予定で、新たな展示品を買うつもりはない」との答えであった。市民の負担で特定の作家のための施設を建設することが妥当なのか?その他のプロの美術作品展示までを企画・実行する意向もなく、美術館として運営できないため、やむなく「市民ギャラリー」の看板をかかげたのではないか?
・市議会の一般質問でも、「10年かけて貯めてきた5億円の市民ギャラリー基金をすべてハコモノだけに使っていいのか?内容のないものならば、1回来ておしまいだ。」という批判が出ている。
・8億円もの投資は妥当だとは思えない。維持管理費も年間1億円近くはかかると言われている。
・もっと利便性の良いところで、市民の活動の成果(展示物等)を多くの市民が気軽に見に行けるものにするべきだ。
・全国各地の自治体が運営する「市民ギャラリー」とは、一般的に文字通り”市民=アマチュア”の芸術活動の成果発表のために提供される施設であって、美術品のみならず音楽・舞台芸術など幅広いパフォーマンスを対象にされるものである。市民が気軽にアクセスできるように、交通の便が良い商業地域など市街地を選んで設置されている(八千代市の場合も、現在は勝田台駅地下コンコースにある)。今回の企画では、アートを鑑賞する一般市民=お客様の便宜に重点をおいてきちんと検討がされているのか?
【賛成派】
・市内各地で活動されている団体・サークルやおけいこの場で生まれた作品が、なかなか展示できる場所が少ない。このギャラリーを発表の場として利用いただく。
・市民の作品だけではなく、素晴らしい芸術品を常設展示し美術館としての面も兼ね備える。
・現在市民会館が改装工事中のため、市内では発表会の会場などに大変困っている声を多く耳にする。ここには、勝田台公民館にあるホールより大きなホールを設置。市内の新たな公民館として利用いただく。

ちなみに、この図書館と市民ギャラリーの構想については、「八千代市第3次総合計画 第4期実施計画」に基づき、中央図書館、市民ギャラリー及び市の収蔵美術品収蔵庫を併設する複合施設を整備するため、基本的な方針を明らかにした「八千代市中央図書館等整備構想」がPDFで資料公開されています。
⇒八千代市中央図書館等整備構想(H21.3月)策定内容はこちら

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3.「やちよふれあいの農業の郷」について
同施設は国道16号線沿いの新川を渡ってすぐの島田地区側が建設予定地になっています。「農業振興を目的とした事業であり、野菜等の販売や農業体験が家族で楽しめるハーフデーパークを建設する」とされています。
【反対派】
・農産物即売所、ショップに来店する消費者は、新鮮な農作物を多少割安な価格で購入するために八千代市内の農業生産者との「ふれあい」のために余分な対価を支払うつもりはないと思われる。それゆえ消費者が「ふれあい」のメリットを認識・享受することは期待できない。
・「農業体験」と「イベント」による「ふれあい」は、島田・米本地区を中心とした100世帯程度の農業生産者と八千代市住民の総人口の2%にもみたない周辺地区住民とのあいだの交流に終っているのでないか。子供連れの家族が田植え・稲刈り・イモ掘りなどの作業をやっただけで、農業従事者の労働・生活感覚までも体得することになるのか疑問。
・新川をはさんで米本地区には、すでに八千代市が運営している「ふるさとステーション(道の駅)」があり、事業内容も殆ど同じコピー版は必要ない。
・近くに16号の八千代橋があるにもかかわらず「歩行者専用橋」と称して約2億円の建設予算も計上している。 
・「道の駅(ふるさとステーション)」は市直営でテナント業者に販売委託の契約をしており、市の総支出額は年間約8,200万円にのぼるが、テナント3社の負担額計は約1,400万円。差し引き年間約6,800万円の赤字を市が負担(私たちの税金)している。それと同様の契約システムで運営するというのだから、赤字は必定である。
【賛成派】
・ふれあい農業の郷には、現在八千代市内の農家で深刻になっている跡継ぎ問題を解消する目的がある。市内を支える農業の存続のためにも、体験型農業の場を充実させることで少しでも多くの農業従事希望者を呼び込む狙いがある。
・建設予定の島田台の土地については、跡継ぎがおらず土地所有を放棄し市へ移譲したものばかり。それだけ農家の方々は跡継ぎ問題にひっ迫しており、この計画が持ちあがった10年前から期待してきた。
・現在、市内各地に体験型農園がある。さつまいもやジャガイモなどポピュラーな農作物から、蕎麦づくりや綿づくりなど珍しいものまで、それらを一堂に会すことで、より多くの方々が体験しやすい場へとつなげる。
・体験農業は、幼児から小中学生のイベントには欠かせないもので、現時点でも市内各所の体験農業の場には申込みが尽きない。より体験希望者が利用しやすい環境に整えることで、市内のみならず近隣各市からの流れも期待出来る。
・道の駅から新川の対岸へ渡るためには、16号にかかる橋が最短のルートであるが、ここはかなり迂回しなければならず、また子供が利用することを想定した場合危険が伴う。徒歩専用の橋を道の駅からすぐ目の前にかけることで、安心して行き来できるうえ、ベビーカーなどで訪れる子供連れの方々にも利用しやすい。

4.費用面について
【反対派】
・平成24年度3月議会で補正予算が計上され、「ハコモノ4事業」のひとつである「総合グラウンド」の建設予算が計画当初10億円とされていたのが、今議会の補正予算で更に約7億円近くが加算され、約17億円にハネ上がってしまった。これにより、総事業費は約81億円(維持管理費は別)に膨らんだが、これまでの設計費や見積もりはなんだったのか?行政のドンブリ勘定そのままに豊田市長が提案すると、議会は殆ど議論もなく可決。市民の血税を何だと思っているのか!
・豊田市長は平成21年6月に「広報やちよ」で「国のまちづくり交付金を活用して、一人ひとりが幸せを実感できる生活都市をめざす」と宣言。それが「新川ハコモノ計画」だったわけだが、そもそも交付金は総額の3割までであり、残りの7割は私たち市民が負担するものである。しかも、今回の7億円の追加予算については殆ど交付金が出ないことも明らかになった。なぜ、巨額の財政負担を市民に強いてまで、あの不便で地盤が脆弱な新川沿いにハコモノを建設しなければならないのか?先日のテレビ番組で、福島県楢葉町は原発関連交付金でハコモノ(博物館)を建設したものの年間入場料収入が89万円で、運営維持費が100倍の9千万円もかかり、お手上げ状態であることが放射能汚染問題とともに放映されていたが、市民が望んでもいない、説明もない、ハコモノ事業である「新川計画」も同様の性質を持っていると言わざるを得ないのではないか。
・市長に追随する市議たちは「決まったことだ」と言うが、まだ具体的な建設は行われていないのだから、今から反対しても遅くはないはずだ。議会で議員たちが真剣に計画の中味について議論し、議会の総意として「計画中止」の議員発議を行うべき。そして真に市民の生活環境向上を実現するための方策を立案し、推進すべきだ。
・『この計画を中止した場合、これまでの費用をすべて返還しなければならない。そして、中止した場合は国からペナルティを課せられる。』と言っている人もいるが、これは間違いである。国土交通省都市地域整備局の説明によると、交付金の出た計画については @計画は自由に変更できる、A計画変更により交付金が出なくなることは無く、毎年度計画変更に応じた交付金を出す。ということである。
・この計画の費用の一部を借金して実施できるから大丈夫だという議論があるが、市債を発行(起債)する、つまり将来への負債を多くしてしまうことになるので、良いとは言えない。
・今後長期にわたり、国をあげて被災地の復興に取り組む必要があり、自治体も住民の安全と福祉を守る施策を優先し、国からのまちづくり交付金21億円も返上して被災地復興のために振り向けるべき。

【賛成派】
・今回の「新川周辺地区都市再生整備計画」については、事業費の1/3の金額を「まちづくり交付金」として国から交付される。この交付金は震災後に廃止されてしまったため、今後例えば図書館だけでもと希望を出したとしても、補助を受けることが出来ない。
・「ハコモノ、ハコモノ」と言われるが、今回の事業は街づくり全体にかかわるものである。この交付金によって初めて取り掛かったのが市民体育館前の道路整備。国体に合わせて修繕をしたと思われている方も多いが、これはこの整備計画の一環として取り組まれたもので、現在でも例えばゆりのき台や新川沿いなど市内各地で整備されている道路はこの費用を利用して行われている。もしこの計画に反対し、中止した場合は、これまで行ってきた事業にかかった費用をすべて返還しなければならない。そして、中止した場合は国からペナルティが課せられてしまうため、八千代市として国に補助金を求めることが今後できなくなってしまう。今後たとえ整備が必要だとなっても、費用の面で難しくなってしまう。
・この事業は、交付金のほか費用の一部を借りることもできるため、実際に八千代市の財政がひっ迫し、税金が上がるようなことは想定されていない。むしろ、八千代市の税金や公共料金は、千葉県内で比べてみても特別高いわけではない(例えば上下水道料金はお隣りの佐倉市に比べて10%ほども安く、介護保険料に至っては現時点で全国の自治体の中で10位以内に入るほど安い!)。他の費目についても特段高く設定されているわけではなく、八千代市の借金が取り立たされるが、財政難でそこまでひっ迫している状況にはない。この事業によって、税金が上げることは考えられていない。
・反対派の方々は「費用が貯まったら実行に移せば良い」という見解。何もアクションを起こさず収益を増やすこと、市の問題を改善することは困難。今回の計画は10年以上も前から詳細に検討を重ねてきたもので、どのような需要があり、どう街づくりを進めればよいのか話し合われた結果のものであり、それゆえ国からの交付金に結び付いている。この財源があるからこその計画であり、財政難を深め無理を通してまでの事業ではない。

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今回ご紹介した意見はあくまで一部であり、またそれぞれ賛成派・反対派の総意というわけでもありませんが、この事業について何となく争点が見えてきたでしょうか?
それぞれの見方があり、どちらの立場に立ってもメリット・デメリットがあることですから、どちらが正しいと言い切れるものではないかもしれませんが、実際に事業は進行中。このまま進めば、2年後の新川周辺は今とは全く違った景色になっていることでしょう。

家を購入するのに、なかなか全額現金で支払うケースってありません。
ローンを組んで無理のない返済をしながら、自分にとってより良いライフスタイルを手に入れます。
街の暮らしが豊かに、過ごしやすくなれば、自然と人も集まり「市」としての運営もより良く進むのかしら。
それとも、やっぱり思っていたよりローン返済が厳しくなったり、思っていたような便利な「住まい」にはならないのかしら。

4/22に予定されているTBSの内容、さて皆さんにはどのように映るでしょうか?

【追記】2012年5月3日
本レポートを掲載後、皆さんから疑問を含めていくつかコメントをいただきました。
その内容を踏まえて、以下7点について八千代市役所へ直接質問を投げかけたところ、詳しくご回答を頂くことができましたのでご紹介します!
質問(1)
「八千代ふれあいステーション」が年間6000万円以上の赤字になっているのに、ほぼ同じ用途の農業施設は必要なのか?
@用途は本当に同じと言えるのか?(こんな理由からどうしてもこの場所に造らなければならないという反論はないか?)
<回答>
八千代ふるさとステーションは,農業の振興を図るとともに,市民,農業生産者及び商工業者相互の交流を深めるため設立され,現国土交通省の「道の駅」にも指定されている施設です。比較的短時間の利用を目的とした「立寄り型」の施設です。
一方,「(仮称)観光交流センター」は,「八千代ふるさとステーション」とその周辺地区で展開する地元営農組織による観光農園・体験農園・市民農園等の計画とを総体的に捉えた『やちよふれあいの農業の郷構想』の中の一施設であり,農業後継者を育てるための研修機能,農業体験や調理実習機能,また,農産物直売施設や加工施設,さらに,自然と触れ合える空間としてのふれあいの森や多目的な空間としてのふれあい広場を整備することを計画しており,半日程度楽しめる「滞在型」施設です。


A年間6,000万円の赤字は、本当に倍額になってしまうのか?そもそもこの赤字の妥当性は?
<回答>
八千代ふるさとステーションの年間運営経費は,平成22年度決算ベースで総額,62,526,248円(人件費33,065,043円含む)です。この財源内訳は,施設等使用料8,706,674円,光熱水費等負担金7,285,090円,市税等一般財源46,534,484円です。
したがって,八千代ふるさとステーションは,地方自治法第244条に規定する公の施
設であり,住民の福祉を増進する目的によって設置されており,運営経費から施設等使用
料などの特定財源を差引いた市税等一般財源相当額をもって赤字額とする考え方は,収益事業ではないため,なじまないものと考えます。(農政課)

⇒参考までに、この赤字の話について道の駅やちよで野菜を販売しているクラフトさんにも伺ったのですが、あの場所はあくまで八千代市があの一帯の田んぼの農道を詰める区画整理(細々したものをまとめて多数の農道分を減らす)をした際に出来た余剰分に建てた公共施設(道の駅)で、利用者を市が募集した際に市内農家が集まって出店した直売所「クラフト」さんが、テナントのひとつとして手を挙げたということ。誤解が多いのですが、この場所は直売所のために建てたわけではないんです。
そのため、もしかしたら現在は展示ギャラリー的なものばかりだったり、コンビニが入っているとか、そういった内容だったかもしれないんです。八千代市に限らず全国的に見ても、公民館や体育館といった公共サービスを主とする場所では収益目的ではないため、市役所の回答にもあるように赤字・黒字で表現することはありません。その中でも、むしろこうして賃料はもちろん、ここでの年間売上分の税金は市に納められますし、集客効果によってクラフト以外にも周辺地域の店舗活性化につながっていたりと、多くの面でこの直売所の存在が市財政にとってプラスの面があり、そもそも直売所自体は赤字経営ではありません。
番組を見た方が誤解されて、赤字経営ならクラフトは大丈夫なの?!と問い合わせが何軒もあったようですが、そのあたりは全く問題なく今後も変わらず営業されるということなので、ご心配なく・・・。

質問(2)
16号線の橋があるのに、その隣に、2億円かけて歩行者専用の橋は必要なのか?この金額と歩行者専用道路との費用対効果はどのように考えられているのか?
<回答>
ふるさとステーション,(仮称)観光交流センター,周辺の体験農園などを含めて,「ふれあいの農業の郷」と位置づけており,八千代市の観光交流拠点として,多くの市民の方々に利用していただくためにも,歩道橋で一体化することで相乗効果を高めていきたいと考えています。
また,国道16号の八千代橋は少し離れていること(約100m),高低差があること,歩道は広いとは言えないこと(1.8m),交通量も多いこと(約4万台:H17交通センサス)から,ベビーカーや子供連れ,高齢者の方にも安心して利用していただけるよう,利用者の安全性,利便性の面からも歩道橋が必要と考えています。(農政課)


質問(3)
作った後の維持管理費(ランニングコスト)は、どう考えられているのか?
<回答>
維持管理の方法については,コストの削減や効率的,効果的な運営を図るため,今後民間活力を導入する(指定管理者制度)方向で検討いたします。(農政課 他)


質問(4)
今回の整備によって財政破たんもしくは過度な財政負担になる可能性はどの程度と予想されているのか?やはり責任は市民へ税金増額として降りかかってくるのではないか?
<回答>
新川周辺地区都市再生整備計画は,八千代市第4次総合計画に位置づけており,計画期における財政収支の見通しを踏まえて進めています。したがって,この「新川周辺地区都市再生整備計画」による新たな市民への財政(税)負担は見込んでおりません。(総合企画課)


質問(5)
新川開発に合わせて城橋は補修してくれるのか?
<回答>
城橋は橋長約89m,幅員6mの橋梁ですが,防護柵の補修と橋桁等の塗装の塗り替え等を計画しています。また,歩道として側道橋の整備を,平成24年度内の完成を目指し,工事を進めています。(土木建設課)


質問(6)
既存施設のメンテナンスはどの程度今回盛り込まれているのか?既存設備についての補修が今後どのように検討されているのか、また現時点での市内建物の耐震性については?
<回答>
市道・橋梁修繕として,25事業箇所(事業費約8億5,600万円)を計画しており,舗装の補修・橋梁の補修を行う内容となっています。
市道改築として,18事業箇所(事業費約5億5,400万円)を計画しており,道路側溝も含めた道路の整備等を行う内容となっています。
さらに,高質空間形成施設(歩行支援施設)整備として,14路線(事業費約1億1,100万円)において,歩行者空間を充実させるため,視覚障害者誘導ブロックの設置,バリアフリー化に基づく歩道の切り下げ等の整備を行います。(土木建設課)


質問(7)
『論点としては、市民サービスとしての新規の開発と既存施設のメンテナンスのどちらを優先するかということになるのでしょうか』というコメントがあるのだが、これは新川沿いへの老朽化対策も含めた総合的な整備だと認識しているが、それで間違いないのか?やはり新規開発に重きが置かれて、既存施設のメンテナンス面で心配な部分も多いのか?
<回答>
市有建築物の耐震化については,八千代市耐震改修促進計画において大規模な,いわゆる特定建築物について優先して進めることとしています。
耐震工事の進め方ですが,特定建築物のうち,学校施設については,特に優先的に整備を進め,平成27年度までに耐震化を終了することとした他,市民会館については,平成24年度中に耐震化が完了する予定です。
その他の特定建築物についても,平成24年度において,市民体育館の耐震診断を実施するとともに,市庁舎の旧館及び新館について耐震診断及び基本設計を実施して耐震化に着手することとしており,早期の耐震化に努めていきたいと考えています。
また,特定建築物以外の小規模施設については,八千代市耐震改修促進計画において耐用年数等を勘案して耐震化を検討し,危険度や地区バランスを考慮して,緊急性の高いものから整備することとしています。※八千代市耐震改修促進計画(平成20年3月)(建築指導課)


番組放映後、いろんな場所で色んな話を耳にしました。
番組内でインタビューを受けていた農家、酪農関係の方のコメントにしても、その前後がカットされ意図的につなげられたという憤慨の話、市職員の方々も約1時間ほど熱心に説明をしたけれども、その中で回答に詰まった瞬間を使ってあのような雰囲気が続いていた印象をもたせる作りになってしまったという話などなど・・・。
また、番組最後の感想に「施設ができることで、少しでも市内も若手の農家が多く集まってくるようなきっかけにでもなれば」といったコメントがありましたが、実は八千代市の農家は全国的にみても類を見ないほど若手の方々が多く従事していらっしゃるんだそうです(確かに、梨農家さんを見ていても皆さん世代交代されて若い!N(梨)-1グランプリの様子からも若い方々が多かった!)。だからこそ、さらに農業の面で活性化させられる余地がまだまだあるのではということ、そして農業人口1%という数字にはどういう比較によるものなのか、市内の住宅地と農地割合に対しての人口が考慮されているのかが不明で、意味がないのではという声も聞かれました。
確かに、賛成派の意見は出てこなかったし、フェアではなかったかもしれませんね。
ともあれ、さまざまな方面で注目された先日の番組ですが、最近のメディア全般に言われていることながらも改めて今回、内容をそのまま鵜呑みにせず、自分なりにしっかりと情報を精査して受け止めることが大切だなぁと・・・。

★参考資料
⇒新川周辺地区都市再生整備計画について
⇒新川周辺地区都市再生整備計画(第一回変更・H22.3月)
⇒八千代市の都市計画に関するアンケート調査報告書(H22.3月)
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(10) | 八千代市の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

天ぷら廃油は捨てないで!八千代市とNPOコニュニティひまわりの取り組み

最近、八千代市のあちこちで「使用済み食用油を回収します」という文言を見かけませんか?
広報やちよ紙面でも“清掃センターで使用済み食用油などを回収する”というお知らせが掲載されていますし、今月15日・16日に行われる毎年恒例のどーんと祭りでも、イベントのひとつとして油の回収が告知されています。
実は今、『家庭から出る天ぷら廃油で“エネルギーの地産地消”プロジェクト』に挑んでいるらしいのです。

なんじゃそりゃ!
天ぷら油を回収することが、地産地消につながる??

「天ぷら廃油をリサイクル」というのは割とよく耳にしますが、これを原料にして石鹸やロウソクを作るのかと思いきや、“エネルギー”と銘打つに相応しい動力資源として再利用するらしいのです。使い終わったら固める○ンプルとかで燃えるゴミにしてきた油が、どういう形でリサイクルにつながっていくのかしら?そもそも何がきっかけで、八千代で取り組みが始まっているんでしょうか?
ということで、今回の暮らしレポートは“八千代市の廃食用油燃料化事業”について。
このプロジェクトを八千代市とともに支える「NPOコミュニティひまわり」の事務局長であり、同時に事業の策定員会委員長でもある有馬富穂氏に、さまざまな角度からお話を伺ってきました!

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↑ H23.2月「廃食用油燃料化事業可能性調査」の資料なども参考に、今回のレポートを書きました。

八千代市では、“地域に存在する新エネルギー”を有効活用することによって、地球温暖化や化石燃料使用削減などの問題に対処していこう!という考えのもと、平成21年度に「八千代市地域新エネルギー・省エネルギービジョン」が策定されています。
果たしてこの土地では、どんなエネルギーが利用出来そうなのか?
あらゆる面から八千代市について分析されていきました。
例えば、風力発電には平均風速5.0m/sec以上が必要とされていますが、八千代市の平均風速は2.5m/sec程度ですから難しそうだ、といった具合に、降雨量や平均日照時間など気候的な特徴をはじめ、土地の活用状況や人口、商業状況まで、さまざまな角度から事業として経済的利用が可能かどうか調査された結果、「どうやら八千代には、廃食用油が潜在的に眠っているらしいぞ?」という実態が見えてきたのです。

八千代市の「隠れ油田」。
それは、市内に集中する食品製造会社をはじめ、大手スーパーや飲食店チェーンが排出している使用済みの食用油のことでした。

廃食用油の行き先を調査した結果、質の良いものは家畜飼料のエサに混ぜるものとして有償で埼玉や栃木など他県へ流出しており、低質なものは廃棄物処理業者を通じてゴミとして処理されているようです。また小規模な飲食店などでは、ほとんどが可燃ゴミに。ベッドタウンとして発展している八千代市ではファミリー層も多く、頻繁に食用油が消費されているようですが、やはり新聞紙に吸収したり凝固剤で固めて燃えるごみとして処理されていました。
唯一「八千代市福祉作業所つばさ」が石鹸作りのために、市内2ヶ所の保育園から回収・リサイクルしていることが分かったものの、市内全体で見ると、大口排出事業所以外では有効に利用されていないという実態が明らかになったのです。

『この廃食用油に着目したのは、近年バイオマスエネルギー(=生物由来の有機物資源(バイオマス)から得られる循環型エネルギー)として位置付けられた「バイオ燃料油」としての利用が出来ないか?という期待があったからです。バイオマスエネルギーは、燃やしても大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えない(=カーボンニュートラル)特性を持っているため、地球温暖化対策に有効と言われています。』

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廃食用油の用途として、従来は主に(1)石鹸(2)家畜飼料に加工されていましたが、廃食用油の石鹸は需要が伸び悩み、家畜飼料も安価な輸入品に圧され気味でどちらも供給量が不安定。しかし(3)バイオディーゼル燃料(=BDF)への加工技術が出来てからは、化石燃料に代わるバイオマスエネルギーとして大変注目され、全国でも多くの市民団体や自治体によって回収が進められてきたのですが・・・実はすっかり行き詰まりを見せていて、回収した油が余って結局燃えるごみとして処分せざるを得ない状況を招いているというのです。

『バイオディーゼル燃料(=BDF)は、トラックやバス、農業用車両に用いる軽油代替エネルギーとして廃食用油の新たな用途だったのですが、このBDFに燃料化する過程でさまざまな問題点が事業化を阻んでいるのです。』
【BDFの問題点】
・機器や設備などの導入コストが高い
・製造過程で、アルカリ液を使用するため排水処理費がかかるほか、品質の悪い廃食用油になるほどグリセリンの排出量が増加し、その処理コストも必要になる。
・BDFは軽油同等に課税される
・品質の法規制が大変厳しい
・使用する自動車のエンジントラブルが問題になっている


『こうした経済的な問題や使用時の安全性などからBDFへの加工も頓挫し、最近では「廃食用油はリサイクルシステムの構築が困難である」と考えられてしまっているのが現状です。しかし国内では食用油が年間約237万トンも使用され、そのうち一般家庭でも約39万トンが消費されています。業務用の一部は飼料や工業用脂肪酸などに再資源化されるものの、年間約10万トンもの家庭から発生する廃食用油は、ただ一般ごみとして焼却処理されていくばかりです。』

限りある資源を、何とか有効活用できないものか?

そこで生み出されたのが、新たなバイオマスエネルギーとして急速に注目を集め始めている、重油の代替燃料「バイオ再生重油」だったのです。これは廃食用油を遠心分離・ろ過で精製したものを、再生重油(=自動車整備業などから出る自動車エンジンオイル廃油を回収・精製したもの)に混合したものだそうで、平成20年に札幌市の一企業で製造・燃焼実験が行われたばかりの最新燃料!
この技術であれば回収した廃食用油をそのまま利用できるため、加工過程でBDFのような廃液を全く出さずに済みますし、河川の水質汚濁防止対策面でも優れているとのこと。
何より設備投資もランニングコストも大変安く済みますし、従来から使用されている再生重油と全く変わらぬものとして利用できるので、需要の心配があるどころか来年度にはJIS化も検討されている期待の新エネルギーなんですって!

八千代市には、この技術を難なくこなせる企業がありました。
上高野にある業界大手の再生重油メーカー(株)東亜オイル興業所です。

東亜オイルさんは、産業廃棄物の収集運搬や中間処理、再生重油の製造などを行う企業で、平成20年には“循環型社会形成推進功労者優良企業”として環境大臣賞も受賞しているほど高い技術を誇っています。
重油としての物性を維持するには、混合率は廃食用油を20%程度にするのが妥当だそうですが、バイオ再生重油に不可欠な再生重油を年間10,000キロリットル規模で生産しているので、単純計算しても年間2,000キロリットルまで廃食用油の引き受けが出来る能力があります。
この事業に必要な設備は、東亜オイルさんが持つ既存の製造設備がそのまま使用できるそうで、新たな設備投資を一切必要としないことも大きなメリットとなりました。
こうした多くの利点を考慮し、八千代市の環境問題への取り組みは、バイオ再生重油を製造する「廃食用油燃料化事業」が採用されたということなんです。

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↑ 広報やちよや新聞で、この廃油回収&リサイクル事業が取り上げられました。

このバイオ再生重油を使用した場合の二酸化炭素削減効果について分かりやすく計算してみました!
2010年燃費標準基準の中型車(車種1.2t)が1万キロ走ったときに排出されるCO2は、約1437.5kg-CO2だそうですが、これを基準に換算してみます。
八千代市内の公共施設で使われている年間石油消費量は、重油として年間284.8キロリットル(H23時点)なので、バイオ再生重油に置き換えると、二酸化炭素の年間削減量は約154.2t-CO2削減されることになり、これは自動車約110台分に値するんです。
全国規模で見ればほんのわずかな置き換えで、これだけの効果が出せる廃食用油!捨ててしまえばただのゴミなのに。
ちなみに、学校給食センター使用燃料が2〜3年以内に天然ガス仕様に変更される予定で重油使用量が大幅削減されるため、変更後の使用量で換算すると42.7t-CO2削減(約30台分)となります。
(もちろん製造されたバイオ再生重油は、市の公共施設にだけ使われるわけではなく各地へと運ばれていきます。)

『現在、バイオ再生重油は国内で採算ベースに合うところまできています。回収量がまとまれば経済性にも優れた事業ですし、単に八千代市のCO2削減の一助となるばかりではなく、全国的にBDFの利用が行き詰っている中で廃食用油の新たな用途が開けることになります。この地域新エネルギー導入事業を市民・事業所・八千代市が協働推進し、「廃食用油のバイオ燃料化モデル地区」として全国の先駆けとなることで、市の環境事業を対外的にPRするチャンスでもあるのです。』
【目的】
・バイオ燃料によるCO2削減対策
・河川水質汚濁防止対策
・可燃ごみ削減、油固形剤使用削減
・障害者支援
・市民の環境保全やリサイクル意識の向上


これだけ夢のある燃料ですが、一番の問題は「いかに廃食用油を回収できるか?」という一点。
廃食用油の回収実績がある先進地域を参考にしながら、一般家庭や保育所、学校給食などからの回収可能量を予測するほか、市内食品製造会社へヒアリング調査を進めるなどして、平成25年度までに3段階のステップを踏みながら、年間150〜200キロリットルを目標に回収できるよう計画しているとのこと。

『平成22年に、この廃食用油を回収することについて市内自治会や幼稚園などを通じてアンケートを行いました。その結果、特に家庭から回収する場合は、どのような容器にどうやって入れるのか?出すときに周囲が汚れないか?可燃物なだけに取扱いが心配・・・といった不安の声も少なくなかったため、まずは第1段階として先行モデルを確立し、出す側・回収する側の双方で無理なく実行できるよう進めています。』

既にこの第1段階のスケジュールは平成23年4月からスタートしていて、先行モデルとなる幼稚園、保育園などの小口排出元からの回収を始めています。さらに7月からは清掃センターへ市民が持ち込める体制が整い、公民館やスーパーにも呼びかけのチラシが貼られるようになってきました。
この回収作業の中心となるのが、市内にある福祉事業所「つばさ」です。十数年前から事業として、既に市内2ヶ所の保育園から廃食用油を回収し、石鹸づくりを行ってきているのですが、今後はさらに回収量を増やしていくとともに、その回収したものをドラム缶への移し替えやろ過作業を、福祉事業と一環として市が委託することになっています。

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↑ 先行モデルとして高津幼稚園でH23.4月から回収が行われています。高津幼稚園は、エコアクション21に全国で初めて認証された幼稚園。太陽光パネル・屋上緑化等取り入れ、環境教育にも力を入れています。

第2段階では、八千代市による全面的な拠点回収へ移行していきます。
まずは公民館や市役所などといった公共施設で回収ポイントを設け、平成24年度頃を目途に現在の資源ゴミ回収場所の利用へとつなげる計画です。商工会議所を通じて、商店街やスーパーなどからも回収できるよう進めていくことも検討されており、最終ステップである第3段階には、いよいよ大口排出元である食品製造会社や大手企業から、より多くの廃食用油を回収できる体制を整え、事業を安定させていくとのことでした。

ところで、実際に油を回収するときには、どのように出せばいいんですか?

『特に専用の回収ボトルなどは用意しません。ご自宅にあるペットボトルをよく洗って乾かしたものであれば、それに詰めてキャップをしていただければ結構です。もちろんサラダ油の空いたボトルに入れても大丈夫です。なおペットボトルなどは回収した先で、焼却ごみとして処理します。天かす等の不純物は出来るだけ入り込まないよう配慮いただけると助かりますが、濾したりするほど神経質にしていただかなくても大丈夫です。』
【持ち込める油】
なたね油、コーン油、ひまわり油、べに花油、ゴマ油、オリーブ油などの家庭から出る使用済み植物性食用油。未使用で古くなった油も可。混合も可。
【持ち込めない油】
エンジンオイルや灯油など石油系の機械油類、ラードなどの動物性食用油


なるほど!ペットボトルが使えるのは良いですね。
サラダ油のボトルだと、一気に使い切らないことも多いのでどうするのかと思っていたのですが。とにかく自分でやってみないと分からないので、今度のどーんと祭りに持っていけるように、試しにボトルに詰めてみました!
⇒2011年10月15日(土)・16日(日)開催の八千代どーんと祭りの会場で回収を受け付けています!

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↑ サラダ油の空ボトルか、ペットボトル(1リットルでも何でも良いみたいです)を用意します。ここに使い終わって冷ました油を流し込むのですが、鍋から小さな口にこぼさず注ぎ込むのは至難の業。かといっていちいちジョウゴを洗うのも面倒なので、新聞を折った端を漏斗代わりにしてみました。

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↑ あら!いいじゃない!思ったより新聞の強度もあるし、漏れることなく入れ込めました。

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↑ しかし、最後の方で不純物がありすぎて避け切れない事態が発生。そこで、小さくちぎったキッチンペーパーを漏斗の中に敷き込む作戦に。これなら最後まで無駄なく注ぎ込めます!

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↑ 今回たまった油はこれだけですが、次回またお料理に使ったときに足していけばOK。

先日、NHKBSプレミアムで9月18日に放送された「宇宙の渚」を観たのですが、その中でCO2が引き起こす様々な現象を目の当たりにしました。CO2は大気が薄くなると温暖化ではなく気温低下を招くそうで、普通は雲が発生しない成層圏に“真珠母雲”という七色に輝く雲が出来ます。これが太陽光に当たると低温時に溜め込んだ塩素成分が原子状塩素に変わり、オゾン破壊を引き起こすと考えられているんですって。
この美しい雲は、近年ごく一部の限られた地域でしか観測されなかったのですが、どんどん観測範囲が広がっていて、この雲が出ると紫外線が大幅に増大するため、フィンランドでは真夏でも子供に長袖、サングラス、帽子を付けて外遊びが制限されてしまうほどなんだとか。
これは外国に限った話ではありません。
日本でも今年4月30日に、通常の1.5倍の紫外線が観測されたというのです。

すっかり「CO2削減」という言葉が慣れ過ぎている昨今、もう一度自分に出来ることから始めていかないと、近い将来自分たちの子供にもサングラスをさせて外へ出す時代がやってきてしまうかもしれません。

●NPOコミュニティひまわり 
千葉県八千代市八千代台東1-17-5
事務局/047-405-0565(担当:有馬富穂)
【関連ブログ】http://fujikazu.blog.so-net.ne.jp/
↑このブログで廃食用油回収についての最新活動状況が報告されています。
〔廃油回収についての問い合わせ〕
千葉県八千代市クリーン推進課/047-483-1151(代)
八千代市清掃センター/047-483-4521
〔参考資料〕
・千葉県八千代市地域新エネルギー・省エネルギービジョン報告書「廃食用油燃料化事業可能性調査」(H23.2月発行)
・環境開発工業(株)ホームページ(バイオ福祉再生重油について)⇒こちら
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2011年08月06日

子どもネット八千代の1%支援制度対象事業「アートスタート2011」

小さなお子さんがいる方なら、八千代市内のどこかで一度は「子どもネット八千代」という団体名を見たり聞いたりされているのではないかしら?
子ども達が人との関わり合いを通じて心豊かに育てられるような、特に文化的な体験をメインとしたイベントを数多く企画されていて、市内の子育て関連施設や公共施設などでもよくポスターを目にします。中でも音楽鑑賞や観劇などの“芸術体験”は、会員でなくても一般参加できるものが多いので、市内ママにも大変好評なんだとか!
今回は、八千代市1%支援制度対象事業のひとつとして行われた「民族歌舞団荒馬座 ぴーひゃらどん」という作品を、1歳9ヶ月のなび次男を連れて八千代台まで観に行ってきました。

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↑ 八千代台駅西口から徒歩3分の八千代台公民館。八千代台文化センターとの複合施設になっています。

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↑ 正面玄関を開けるとすぐ受付が用意されていました。子どもネット八千代の取り組みのひとつ「ミニぴょんぴょん」に所属されている方の受付のほか、一般向けの当日券も販売しています。

今回の「ぴーひゃらどん」は、1〜2歳児向けの親子教室ミニぴょんぴょんでのプログラムのひとつとして用意された企画ですが、会員ではない私たち親子のような一般参加もOK!というのも、先日ご紹介した八千代市の制度「1%支援制度」を活用することで、参加者の幅を広げることが出来たからだそうです。子どもネット八千代さんが掲げる“支援を受けたい事業”というのが、まさにこの「アートスタート2011」への取り組みなんです。
⇒ 2011年06月15日 「1%支援制度」八千代市の市民活動団体支援金交付制度って?

そもそも子どもネット八千代さんは、1990年に「八千代おやこ劇場」として発足したのが始まり。
おやこ劇場(子ども劇場)というのは今から45年前、当時の文化作品には商業色の強いものや質の悪いものも多く、子どもへの影響を危惧した福岡のお母さん方が“本物の芸術文化に触れさせる機会を!”という思いから立ち上げた活動で、今や全国にその輪が広がっています。
この“良質な芸術作品を子ども達に鑑賞させる”という発想は、近年「アートスタート」という言葉によって注目が高まっています。聴覚や視覚といった人間の感性(五感)の形成は幼児期に育まれると言われますが、この大切な時期に子どもだましの作品ではなく、本物に触れさせることで感受性をより豊かに引き出すことが出来るというのです。
科学的な実証よりもずっと早かった、母親の感覚的な“育て”の意識には驚かされます!

2002年からは正式にNPO法人として「子どもネット八千代」と名称を改め、文化的な体験をベースとしながらも、四季折々のイベントで地域社会の輪を盛り上げたり、また乳幼児の子育て支援から中高生の親を対象とした交流会に至るまで、“社会的に公益な事業”というNPOの観点に立った幅広い活動を展開されてきました。
ただ、本物を見せるということは、プロをお招きするということ。
実際に子どもネット八千代さんでも、こんなお話をされていました。
『アマチュアの方でもボランティアのお父さんお母さんでも、一生懸命取り組まれている方は沢山いらっしゃいます。それでもあえて私たちは“本物に触れさせる”という観点から必ずプロの方にお願いするのです。仕事として日々の舞台をこなしている方は、やはり本気度が違います。子どもの目にはだましが通用しませんし、特にまだ席に座っていられないような1〜3歳位の子は、つまらなければ必ず飽きて遊び出してしまうでしょう。
ただしその分、経費はかさみます。
けれども3年前から八千代市で導入された「1%支援事業」によって、参加費の負担を軽減することが可能になり、一般来場者も多くお招きすることが出来るようになったんです。』

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↑ 八千代台公民館1階にあるホールに敷物を広げて、親子座って観劇というスタイルです。椅子に長く座って我慢するより、これが1〜2歳児には一番落ち着いて、安心していられるんですって。荷物や靴は周りに置いて、のびのび鑑賞タイム!

ぴーひゃらどんは、女性2名と男性1名が、太鼓や角笛のおはやしを会場内一杯に響き渡らせ、日本の春・夏・秋・冬の季節を彩る伝統的なお祭り光景を、楽器の音色や踊り、歌だけで再現していくという独特の世界観に包まれた作品でした。
セリフが一切無いので、逆に子どもたちは目に映るもの、耳から聞こえる音色という感覚だけで面白さを受け止められるのが魅力です。
なび次男は、最初大きめな初めて聞く音に戸惑う様子はあったものの、じーっと見入ったまま座って鑑賞していられたんです!しかも、なび次男だけではなくほとんどのお子さんが同じ状態!!
大勢の1〜2歳児が集まるので、さすがに泣いたり走り回ってしまうことも多いだろうと思っていただけに、これはかなり奇跡的な状況です。やはり本物には、惹きつける何かがあるんですよね。
⇒ 民族歌舞団 荒馬座 ホームページ

途中、子供たちを飽きさせない工夫も。
昔ながらの手遊び歌で楽しんだり、大きくてキラキラした布を子供たちの頭上にたなびかせたり、電車ごっこのようにつながって少し歩き回ったりと、じーっとしていられない子供たちを上手に沸かせて最後まで興味を惹きつけていました。

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↑ さらに観劇後は、作品中に使われた水笛や傘を手に取って見たり、太鼓を順番に叩いてみたり!なび次男もなかなかバチを離しません。

1%支援制度がもっと広まれば、観劇の内容も今まで以上に充実出来そうですね!
今後はもっと大きな場所で大勢の方を招いたり、なんていうことも考えていらっしゃるんですか?

『実は現在の制度では、行った事業総額に対して半額までしか負担してもらえないことになっています。ですから35万円の援助を希望したいとすると、70万円規模の事業を行わなければなりませんから、この希望金額を今後増やしていけるかどうかというのは難しい判断なんですよ。』

全額負担は難しいかもしれませんが、せめて今の“倍額の事業”という規定が緩和されると随分団体側の負担が減りそうです。その一方で、援助に見合う事業がきちんと展開されるためにも、支援を受けようとする団体側の姿勢を正さなければならないと、子どもネット八千代さんはおっしゃいます。

『今のままでは、“税金の取り合い”のような状況です。選挙カーで名前を連呼するかのように、「この番号を選択してくださーい!」というアピールばかりが前面に出てしまっています。本来であれば、団体の日頃の活動の様子や、こういう事業がしたい!という内容を明確にして援助いただくべきなんです。一応6/15〜8/15までの選択期間内に、市民の皆さんへ団体のPRをするイベントは設けられているものの、そこへ実際にいらっしゃることが出来る方はほんの一握りですから。
さらに言えば、実施した事業の報告についても市民に公開されなければならないと思います。』

そうなんですね・・・。
ちなみに市へ提出されている事業報告書やアンケート結果などは、次回の審査への参考資料に留まり市民は公開はされていないんですよね。もっと市が各団体の事業内容をアピールしたり出来ればとも思いますが。

『それではダメなんです!市に頼っていてはこの制度の意味がありません。そうではなくて、もっと自分たちの活動や1%支援制度そのものをご理解いただけるよう、私たち団体が自主的にアピールしていかなければならないと思っています。団体によって制度利用に対する温度差がかなりありますが、まずは「1%支援制度って何?」と思っている多くの八千代市民の方々に、一層の周知を図っていくことが第一歩ではないでしょうか。』

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子どもたちの未来を真剣に考えて、自分たちが今出来ることを着実に実現していこう!と活動なさっている子どもネット八千代さんの姿勢に感銘を受けつつ、今回の観劇会をなび次男と大変楽しませていただきました。
今年もまだまだ引き続き、こうしたイベントを予定されています。
ぜひお子さんとご一緒に「アートスタート2011」を体験してみてはいかがですか?

●特定非営利活動法人 子どもネット八千代 047-486-4699(月〜金 10:00〜17:00)
新事務所/千葉県八千代市村上4497-10-3(地図)勝田台駅から徒歩6分
【ホームページ】http://konet.ciao.jp/
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2011年06月15日

「1%支援制度」八千代市の市民活動団体支援金交付制度って?

八千代市が「1%支援制度」を始めたのは平成21年で、今年で3回目を迎えます。
いよいよ市民による届出が6月15日(水)からスタートしまして、6/15付広報やちよにも大きく掲載されていたかと思いますが・・・皆さん、この1%支援制度ってどういう仕組みなのかご存知ですか?

『支援したい団体に投票すると、自分の納税金額の1%分がそこへ配分されるんでしょう?』

私、そんな程度のイメージしかありませんでしたし、全国一律でいつの間にか広まった制度のひとつなんだとばっかり思っていたんです。
が、実は千葉県市川市が6年前(平成17年)にがんじがらめの憲法を乗り越え、やっとの思いで日本初導入にこぎつけたという最先端な施策なんだそうで、全国各市町村で取り入れているのは現時点でも市川市を入れてたったの6ヶ所。

ま、まさか、そのうちのひとつに、八千代市が入っているんですか?
しかも、千葉県では市川市に続いて2例目?!

これを聞いて、「ええ?!なんでうち?!(松戸とかじゃなくて?)」みたいな、この何とも言えない驚きといったら。

そんな珍しい制度だというのに、市内の浸透率はあまりにも低く、昨年の有効届け出人数はたったの1,358人・・・。市民税からこの制度に充てられる金額というのが上限400万円と決まっているそうなんですが、その届出された個人市民税1%相当額の合計は約259万円と上限にも満たなかった状況でした。
投票は昨年度の市民税を完納した納税者に権利があるのですが、八千代市は今や19万人を超える人口となり、8万世帯が住む街に成長しているのに、1,000人ちょっとという現実。

でも、分かる気がします。
だってこの制度、何が狙いなのか?実態はどうなのか?というあたりが、よく分からないんだもの。
単純に考えて、折角納税したのに一部の活動へお金が流れていくということに、まず疑問です。
支援を依頼してきている団体は、じゃあ今までどうやって活動してきたのか?
会費で賄えていたものを、単に会員の負担軽減のためだけに利用されるなら、普通に市税として活用されて市民全体に有益なほうが良いのではないかと思えてしまいます。特に歳出が不透明なままでは、その余剰金で一部の人が潤ったりしていないかと勘繰るケースもあるでしょう。

そもそもこの制度が、なぜ市川市で始められたのか?
何にメリットを見出したのかが分かれば、そんな見方も変わるかも・・・と、導入を決めた当時市川市長の千葉光行氏の著書「1%の向こうに見えるまちづくり」に目を通してみました。

八千代市と同じく都内に勤務する方のベッドタウンとして発展してきた市川市では、地域コミュニティが希薄になっているという問題が慢性化していました。昔は隣り近所で助け合って解決していたようなことまで公的サービスに求められ、行政の仕事内容は年々多様化していきましたから、行政では人員面で限界をきたします。特に公的サービスは偏りがなく画一的な内容に留まりがちで、そんな行政をもどかしく思い「出来ないなら自分たちでカバーしよう!」と多くのNPO団体が市民活動に勤しむようになりました。
ただ、そのNPO団体の一員も日々の生活の傍らで活動している市民ですから、人員や予算的にも手一杯で事業を拡大する余裕がなかったり、団体の活動が周知されず会員間だけで細々活動しているケースが多いという実態でした。さらに活動は団体毎で行うのが一般的で、他の団体の動きを知る手立てがなければ、連携を取れるような情報源もまとまっていない。

この状況を知った元市長は、「もしこれらの活動が団結されれば、一層大きな力になるのは間違いない。枠にとらわれることなく、きめ細やかな市民サービス事業を行う“民間”を“行政”が支えることで、失われたコミュニティの再構築につながるのではないか」と考えます。
団体活動がオープンになって団体ごとの情報交換が出来れば、さらに事業に深みが増すのではないか。また会員になってその活動に参加したいという人も増える可能性も見込める。
この“団体から情報発信し、その活動を理解してもらう機会を作る”というスタイルは、財政的な支援以上の効果をもたらすはずだ!

それを具体化した施策が、1%支援事業だったわけです。

始めは「普段何も地域貢献できてないから、せめて頑張っているNPO団体に寄付するつもりで賛同しよう」という気持ちから参加した市民も、いざ投票しようとなると中身が気になる。

どんな活動をしてるんだろう?
なんでそんな活動をしないといけなくなったんだろう?
そもそも市はどうしてやらないんだろう?

いつの間にか、自分の住む街に目が向いて、気付けばその活動に市民の一人として参加している。

そんなコミュニティ再構築のサイクルがうまく回っている地域として有名なのが、1%支援制度で大いに盛り上がっている愛知県一宮市。昨年の届け出数は3万6千人を超え、18歳以上の投票可能な人口の約11.5%もの方が参加したそうです。ここまで周知されたのには、支援制度自体をNPO団体が支えてPRを充実させているという実態がありました。
莫大な市税を投じて広報活動や作業人員を増やすと、その分を市民活動に回したらどうかという問題になるので、市川市でもこの施策のやり方には最小限の手間となるよう考慮したそうです。今では支援制度の基金積立金というものを設けて、そこから支援対象団体のPRを充実させたパンフレットを毎年紙媒体で発行しているようですが、先ほどの一宮市の例も、すべて行政のみに頼らず地域活動が市民生活の中でうまく機能し始めている結果!

また、この1%支援というチャレンジは、もうひとつの大きな揺さぶりを市民に投げかけました。
それは「税金の使い道を市民自らが選べる」ということ。
住民投票と同じように、市政に対して微々たるものではあるけれども、意見を投影できる権利が市民に与えられたことで、今までベッドタウンとして興味が薄れていた地域に対して、興味を持つきっかけづくりにもつながったのです。
制度の元となったのはハンガリーの「1%法」だそうですが、平成17年当時で既に施行から8年近く経ったハンガリーでは、実はすべての納税者が参加しているわけではなく3割程度だったとか。ただし、残りの方がこの制度を知らないわけではなく、9割以上に浸透していました。要は、残り7割の国民は、税金を非営利団体ではなく“国が使うこと”を選択してたことになります。
単に市民団体というだけでは支援の理由にはならず、いかに地域の活性化につながるような有意義な活動をしているかを市民は判断し、また一方で行政がより良い施策を提案すればハンガリーのように多くの国民から賛同を得られることにつながります。
1%支援制度が広く周知されるほど、市政に対する市民のイエス・ノーが可視化され、これがより有益な施策を引き出す圧力ともなるわけです。
団体と市政の両方が切磋琢磨する、そういう図式が理想形といったところでしょうか。

八千代市でも、まずはどんな団体が支援を依頼しているのか?その団体がどんな地域貢献をして、支援を受けた金額で何を実行したいのか?さらには年度末に活動報告が具体的に紹介されるような、分かりやすくまとまったものが公開されることが第一歩。
これが出来て初めて金銭面での不透明さも解消されるでしょうし、参加者増加につながっていくと思われます。
けれどもこの制度を維持するための職員は、昨年より減らされているようです。
さらにゆりのき台にある市民活動サポートセンターに兼任という形で担当者がいるので、なかなか充実した広報活動のために各団体へ回るようなこともままなりません。
折角の面白い制度がいつの間にか無くならないよう、出来ればせめて各団体の詳しい情報だけでも閲覧できる機会が設けられるといいのですが・・・。
それに、聞いたところではこの1%支援制度があるからという理由で、市民団体の活動に不可欠な公的支援が切られてしまっているという問題もおきているとか。それを賄うためにもぜひ支援金が限度満額になるような盛り上がりになることが期待されます。

ともあれ、今日から8月16日(火)までの2ヶ月間、納税者からの届け出受付が始まります。
広報やちよに挟まれてくる紙面を送付するか、市の窓口に直接届け出るか、インターネットでの受け付けという3種類の方法で参加が出来ますので、ぜひこの機会に一度1%支援制度にゆっくり目を通してみてはいかがでしょうか?

●市民活動団体支援金交付制度「1%支援制度」
市民活動サポートセンター内 総合企画課1%支援制度担当
〒276-0042 千葉県八千代市ゆりのき台5-30-6
電話:047-481-3222 FAX:047-481-3221 Email:nposupport@city.yachiyo.chiba.jp
月〜金曜日(祝日を除く) 午前8時30分〜午後5時
【選択届出の方法について】http://www.city.yachiyo.chiba.jp/siyakusyo/1percent-shien/sentakutodokede.html
【1%支援制度 紹介ページ】http://www.city.yachiyo.chiba.jp/siyakusyo/1percent-shien/index.html(八千代市HP内)
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2011年04月10日

やちよ絵手紙の森美術館「東日本大震災復興支援チャリティー」

八千代市内各所で広まり続けている東日本大震災への復興チャリティーですが、今回は入館料をすべて義援金に充てるという活動を行っている「やちよ絵手紙の森美術館」さんをご紹介します。

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↑ やちよ絵手紙の森美術館は、村上橋近くの交差点そばにあるアース・メイトさんの建物に隣接しています。

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↑ 駐車場も自転車置き場も完備。新川の散歩ついでなどにもふらっと立ち寄りやすそうな雰囲気です。

このやちよ絵手紙の森美術館は、瀧下白峰(たきした はくほう)さんとむつ子さんというご夫婦の作品が並べられています。むつ子さんは趣味の小説やエッセー、絵手紙が高じて多くの文芸賞を受賞するまでとなり、現在では京成バラ園でカルチャー教室の講師などをなさっているほど。一方、ご主人の白峰さんは白水書道会会長を務めていらっしゃる書道家です。
奥様が絵を、そしてご主人が文字をしたためるというスタイルで、数多くの絵手紙作品を生み出されてきたお二人ですが、今回の東日本大震災では大変心を痛められました。

『日々報道される数々の不安要因や、被災した方々の辛く過酷な状況を目にし、何か救済の手段がないものか?私共の美術館でも何か手助けできる方法を・・・と考えあぐねておりましたが、やはり絵手紙によって支援を!ということで、震災への「祈り」を込めた原画展を企画いたしました。3/23〜6/26(月曜日休館)の期間中にお越しいただいた方からの入館料は、すべて義援金として被災地へお送りします。絵手紙を通じて心に不安や哀しみ、心配を抱えている方々へ少しでも心休まる時間を過ごして頂ければと思っています。』

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館内には、常設展示の作品以外に、今回のテーマ「祈り」を込めた作品約60点が展示されているそうです。これらの原画は絵手紙として加工されていて、購入することもできます。柔らかなタッチの温かな絵に添えられた言葉は、どれも被災された方々へ直接届けたくなるものばかり。

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↑ 裏面には、「3.11東北関東大震災復興支援チャリティー絵手紙原画展を開催いたします。期間中の入館料は全て義援金とさせていただきます。一人でも多くのご来館をお待ちしております。なお、被災者の方々に心よりお見舞を申し上げます」と書かれています。

やちよ絵手紙の森美術館は、毎月のように新しい作品が展示されているそうで、いつ見に行っても新鮮味があって癒されると評判の美術館。まだ訪れたことのない方は、この機会に募金をするというつもりで、一度足を運んでみてはいかがですか?
きっと、何度も立ち寄りたくなる素敵な時間が過ごせると思いますよ。

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東日本大震災復興支援チャリティー 絵手紙原画展「祈り」
【開催期間】平成23年3月23日(水)〜6月26日(日)※月曜日は休館
【企画内容】震災への祈りを込めた原画約60点を展示。期間中の入館料は全て復興支援への義援金とさせていただきます。


●やちよ絵手紙の森美術館 047-487-6265
千葉県八千代市村上南2-16-25 東葉高速鉄道「村上駅」より徒歩15分

【開館時間】10:00〜16:00
【休館日】月曜日及び毎月末火曜日(但し、月曜祝日の場合は火曜日が休館日)
※その他、夏季休館日(8/9〜8/23)・年末休館日(12/25〜1/4)
【駐車場】有り/無料
【入館料】500円
【ホームページ】http://www.geocities.jp/kokorono_fukei_1953/index.htm
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2011年03月25日

八千代市子ども医療費が8/1から変更に!平成23年八千代市議会第1回定例会

3月23日(水)に、平成23年八千代市議会第1回定例会で「八千代市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正」という内容が可決されました。
これによって、八千代市の子ども医療費が今年8/1から300円(現行200円)になります。

昨年12月1日から小学3年生まで助成対象を拡大したこともあって、千葉県内ではすでに300円で実施している市もあるんですが、八千代市では今までとりあえず200円で頑張って運営していたそう。
けれども、この4月1日から以下3種類の予防接種を無料化にすることになっているのをご存じですか?
(1)ヒブワクチン
(2)肺炎球菌ワクチン
(3)子宮頸がんワクチン(中学1年生〜高校3年生の女子に限る)
少し前に(1)(2)のワクチンの事故が相次いでいて、原因究明のために保留状態にはなっているものの、一応実施の方向で動いている様子。
今までヒブも肺炎球菌も自己負担で一本打つのに1万円程度かかり、0歳児だと3〜4回打たないといけないというのでかなり高額負担で悩まされていました。また、子宮頸がんのワクチンも大変有効なのに自己負担だと5〜6万円もかかるんです。
これらの無料化によって億単位の負担が増えてしまうことのほか、本当に今八千代市では緑が丘を中心として子供の数が増えてきているという状況から、とても今までの200円では対応しきれないという理由で、止む無く8月1日から300円へ増額することになったということでした。
ちなみに、薬剤の負担は無しという点や、入院の助成も中学3年生までという対象は変わりません。

また実施が近くなったら八千代市の広報などで詳しく周知されると思いますので、ぜひそちらを確認してみてくださいね!

八千代市議会ホームページ/http://www.gijiroku.jp/yachiyo/index.html
千葉県 子ども医療費助成について/http://www.pref.chiba.lg.jp/jika/boshi/nyuuyouji.html
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2010年10月02日

子ども医療費が!平成22年第3回定例会の議決結果について

なび長男が産まれる前は足を運べた八千代市議会でしたが、なかなか子供連れでは傍聴するのも難しいこともあって、すっかり興味も遠ざかってしまっていました。
ですが、先日9月28日に議決結果の出された第3回定例会の内容のなかで、子どもの医療費についてかなり興味深い内容が可決されたので、久々に暮らしレポートでご紹介します。

9月1日から開催されていた今回の定例市議会では、市長提案の議案14件、諮問1件、請願1件、陳情7件(継続審査分を含む)、発議案6件の審議がされたのですが、条例案に関する議案第9号「八千代市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」という内容のものが原案どおり可決となりました。
これは、現在は小学校就学前までしか助成されていなかった通院1回200円の制度が、小学校3年生まで拡大されるという内容です。

やったー!

なぜこのタイミングで?というと、千葉県の制度改正によるため。
これまで小学校就学前までの子どもを対象としていた乳幼児医療費助成制度でしたが、平成22年12月から通院・入院ともに小学校3年生まで拡大してサービスを拡充することになったんです。
⇒千葉県 子ども医療費助成制度について(千葉県HP)

ご存知のとおり、千葉県各市町村では助成内容には結構バラつきがあるんです。
例えば八千代市は、入院については助成範囲が現時点ですでに中学3年生までが対象となっていますので、千葉県全体でみてもかなり優遇されています。また、成田市や我孫子市は入院・通院ともに小学6年生まで200円の対象に。また、市川市は300円だけれど小学校6年生まで入院・通院ともに対象になっていたり、さすが浦安市は乳幼児は無料!以降中学3年生までは200円で入院・通院できるといったような感じで、千葉県の条例を基本にしつつも市町村それぞれで体力に見合った内容となるよう精査しているようです。
⇒各市町村の子ども医療費助成制度の助成内容

都内の助成内容などはさらにすごいところもあったりと、もちろん上を見ればキリがありませんが・・・小学3年生まで継続されるというのは大変有り難い!なび長男は少し喘息気味で毎晩薬を飲んでいるため、毎月必ず病院へ行かなければなりません。小児喘息は低学年くらいで落ち着いてくるという話も聞きますし、毎月の病院代を気にせず通院できるのは何よりだわ!
ちなみに、この喘息についても以前は“小児の慢性疾患の医療費助成”のひとつとして平成16年度までは国の通知に基づいて、千葉県内の一部の市では医療費受給対象となっていたそうです。なび子妹も小児喘息だったのですが、当時住んでいた市川市では喘息にかかる医療費は無料だったとそう言えば母が言っていたので間違いありません。ですが急性・軽度の患者が増大していたりする中で国が慢性かつ重度の患者のみが対象となるようラインを引いたために、県自体の方向性も改正されてしまったそう。現在は助成を復活するよう各市町村から意見もでているようですが・・・。
病院に通っていても、結構な割合で「喘息の薬をもらいに来ました」とおっしゃっているお母さんを見かけますし、周りのママ友達やご近所さんにも喘息で毎晩薬を飲んでいるという話はかなり多く伺います。年長さんの最後の3月は、駆け込みで薬をもらいに行くのよ!なんていうことを聞いたりも・・・。
一方で、喘息だけでなくアトピーも併発していたり、耳鼻科や皮膚科にも同じくらいの頻度で通っているお子さんも多いし、一口に喘息といっても色々な形で症状が出ていることも少なくないみたい。
そう思うと、疾患ごとに無料となるかならないかという助成の形よりは、どんな理由でも通院1回いくらというスタイルのほうが平等で病院にもかかりやすいかしらね。

話は戻りまして、今回の八千代市議会では他にも様々な議案が取り上げられていて「こんな話題があったのか!」とかなり興味深いものがありました。
採択・可決されたものをメインに、一部をピックアップしてみました。
(参考/八千代市議会ホームページ

陳情第28号:採択 
⇒八千代市議会の自浄(議会改革)機能の発揮を要請する件  
発議案第34号:原案否決 
⇒来年度からの30人学級の実施を求める意見書について  
発議案第36号:原案可決
⇒横山博美議員について、議会推薦の監査委員辞職を求める件について
発議案第37号:原案否決 
⇒八千代市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について  

本来であれば市民である以上、何が住んでいる場所で行われているのか毎回きちんと把握するべきだとは思うのですが、そうは言っても実際には情報を与えられない限りには自分から探して確認するということまで手が回らず・・・。
でも、12月19日には市議会議員と市長の選挙がありますし、ちゃんと日頃からどんなことを市議会の皆さんが検討し、どんな活躍をされているのかなどを知らなければ、きちんとした投票だって出来ないですものね。
ちなみに第4回定例会は11月9日〜26日まで開催される予定です。
傍聴するのも非日常的な空間で、結構面白いんですよ!ぜひ一度行ってみるのはオススメです。
⇒2006年04月26日 初めて市議会を傍聴してきました!
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2010年09月01日

八千代市シルバー人材センターでパソコンサポートサービス開始!

とある昼下がり、実家でお茶のみをしていたとき。
窓越しに、しゃがみながら何やら作業をしている人影が目に留まりました。
『ああ、お隣さん家でしょ?シルバーの方が草むしりをしてるみたいよ。庭木の剪定とかもシルバー人材センターに依頼しているんだって。』
実家の母もあちこち枝が出ているツバキの垣根を整えたいようでしたが、シルバーは価格も安くて人気が高いらしく、依頼するにも予約がかなり先まで埋まっているという状況だったとか。

結構何でもやってくれるみたいよ、なび子も利用してみたら?と言う母の声に相づちを打ってはいたものの、本心では利用すること自体に気が引けていた私。だって“シルバー”っていうくらいだから、作業するのはご高齢の方なんでしょ?

ワカモノの私が、あろうことか人生の先輩に草むしりをさせるだなんて!
だめだめ、利用すること自体がバチ当たりだわ。

なーんて思っていたわけですが、先日八千代市のシルバー人材センターへ新規サービスについてお話を伺う機会をいただきまして。そこでセンターの在り方についてよくよく理解させていただくうちに、むしろ積極的に依頼することが、高齢者の活力へとつながるのでは?!と気付かされたのです。
私のように「おじいちゃん、おばあちゃんを働かせるのは心苦しい!」と思っていたあなたにこそ、ぜひ利用していただきたい!
今回は八千代市シルバー人材センターのサービスについてのご紹介です。

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“シルバー人材センター”というのは全国の市区町村単位で置かれている公益法人で、ここ八千代市にも八千代市役所の隣りにある福祉センターの1階に窓口が設けられています。

『このシルバー人材センターには定年退職者など60歳以上の方が会員登録して、メンバーとして活躍されています。その目的は、老後の生活を維持するための収入源としてではなく、あくまで高年齢者が健康で生きがいのある生活を続けていけるためでしたり、その活動を通じて地域社会の活性化を図るなどといったことが挙げられているんです。やはり、高齢になりますと各人のライフスタイルに合わせた無理の無い就業が基本となります。仕事内容も臨時的なもの、短期で完了できるもの、そして軽易な業務内容に限られてくるものの、一方では皆さんが今まで培ってきた特別な知識や技能を生かした仕事を行っていただくケースも多いんですよ。』

退職されたとはいえ、まだまだ60歳!仕事をすることで社会的なつながりを持てるし、とにかく現役で働きたい!という方々が、沢山登録されていらっしゃるということなんです。ちなみに男性のほうが退職後のライフスタイルとしてシルバーへの登録を検討される方が多いようで、登録者の男女比率も男性が圧倒的に多いとのことでした。

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実家のお隣りさんが依頼した仕事は植木の手入れや除草といった庭仕事でしたが、依頼できる内容は他にも盛り沢山で、実にバラエティ豊か!さながら便利屋さんのようです。
例えば、
□ 家具移動、カーテンレールの取替え、蛍光灯の交換
□ ベッドの組立てや解体、自転車の修理、倉庫の解体
□ ペンキ塗り、波板交換、網戸の張替え
□ 照明器具の取替え、換気扇の清掃、エアコンの清掃
□ 雨どいの掃除や取付け、棚板の取付け、建付け修理
といった家周りの用事全般から、

□ 仕事をしながらの子供や親の世話が大変だから手伝ってほしい!
□ 掃除や洗濯、食事作りやペットの世話
などという家事援助の用事だったり、

□ 子供の保育園の送り迎えをお願いしたい!
□ 病院へ行きたいけれど付き添いがほしい!
□ 一人で外に出てみたいけれど不安だから介添してほしい!
といった頼みごとだったり。
個人向けの業務のほかにも、一般事務や店舗まわりの清掃、チラシ配りや駅前自転車の整理などといったサービスも行っていたりと、その内容は多岐に渡ります。

『シルバー人材センターは、どなたでも、いつでもご利用いただけます。業務内容によって1時間あたり800円〜1,000円程度と金額が異なるのですが、まずはお電話でお気軽にご相談いただければ、センター職員がサービス内容やお見積もりなどについて具体的にお答えします。お引き受けした仕事はセンターが責任を持って遂行しますし、センターは法律で位置づけられた公益的・公共的な団体ですから、安心してご利用いただければと思います。』

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↑ 八千代市シルバー人材センターは、1階の右奥にあります(右写真)。

さて、そんな様々なサービスを請け負っている八千代市シルバー人材センターに、今年2月24日から新たに「パソコンサポートサービス」が加わりました!主にシニア初級者向けの支援を想定しているそうで、開始からわずか半年ですが大変好評なんだとか。
『今の若い方なら周りのお友達に聞いたりして解決できることが多いパソコン関連の悩みも、高齢者の場合はせっかく始めようと思っても一人住まいで相談相手がいなかったり、家族に聞こうにもいちいち細かく聞きにくかったりと、シニアならではの悩みが多いんです。また、パソコン教室に通っても自宅のパソコン環境と少しでも違ってしまうと、家に帰ってから操作が出来なくなってしまったりしますので、私達会員が直接ご依頼者の自宅へ伺いまして、支援をするというサービスを提供することにしたのです。』

支援内容はメール設定やエラーメッセージの対処、パソコンの動きが鈍いといったパソコン環境のトラブル対応はもちろん、「WORDなど一般的なソフトの操作方法をもっと勉強したい!」「デジカメの写真を整理保管したい!」「インターネットで買い物をしたい!」といったような、使い方に関するSOSなどパソコン初級者の悩みや希望を幅広くカバー。
パソコン自体をまだ持っていないという方には、一緒に家電販売店まで行って購入のアドバイスをした例もあるそうで、さらに基礎からじっくり勉強したい方には家庭教師も行っているんです。
料金も内容に関わらず1時間ごとに1,060円と安くてシンプル!
ただし、あくまで趣味の範囲、個人利用のパソコンのみの対応で、ビジネスに利用しているパソコンの場合は、大切なデータを万一削除・流出してしまったりといったリスクが考えられるので、受付の時点でお断りしているほか、個人使用のパソコンであっても貴重な内容のデータ復旧も全てを100%リカバリーできるとも限らないため、中途半端にお受けすることはせずに専門業者へ依頼するようお願いしているそう。また、実際にご自宅へ伺った場合でも見てすぐダメだと思ったらすぐにお断りし、トラブルを防ぐようにしているとのことでした。

『ご自宅へお伺いしてから効率良く対処できるように、トラブル対応へ向かう前は電話で伺った内容をもとに下調べをしたり、パソコンの家庭教師としてお伺いする際にもきちんと予習を済ませるなど万全に準備を整えています。ちなみに、“キャンセルしてもエラー表示が毎回出てくる”といったご相談など簡単に解決できる場合、もし5分で作業が終了したとしても最低料金の1,060円(原則交通費込み)で受けています。』

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↑ 支援風景。ご家庭に設置してある環境で学べるのが一番のポイント!

実際には、どんな方がパソコンサポート会員として教えていらっしゃるんですか?
『メンバーは現在5名で、退職前はコンピューターメーカーに勤めていたり、システム技術者だったりといった経歴を持っています。うち2名は専任ですが、3名はシルバー人材センターの他の業務を兼任しています。実際に支援活動を行ってみましても、ちょっとしたエラー画面や動作に戸惑ってしまって、パソコンの利用を諦めている方々が多くいらっしゃるように感じています。パソコンは使い慣れれば大変便利ですから、そうしたほんの少しの“困った!”ことでも気軽にご相談いただければと思います。』

とはいえ、こんな程度で依頼していいのかしら?と悩む方もいらっしゃるはず。この半年間でどのような依頼をお受けしたのか、具体例をいくつか挙げていただきました。

例1/60歳代女性からの依頼
(内容)
Q1.メールに添付されてきたファイルが開けない
Q2.プリンターを起動してもすぐに印刷をしない
Q3.パソコンの起動及び処理の時間をもっと早くしてほしい
(支援内容)
A1.メールに添付されたファイルの開き方をアドバイス
A2.プリンターに最新のドライバーを入れてスムーズに印刷されるように
A3.デスクトップの不要なアイコンを整理し、不要なプログラムを削除、起動が早くなるよう設定し直すことで、数十秒早くなった
『ご家庭をお伺いする日時は、事前に打ち合わせをさせていただきます。この方の場合は全ての支援を行うまでに2度ご自宅へ伺いました。なお、八千代市内であれば原則交通費込みで1時間あたり1,060円で対応しておりますが、増設のためのメモリーなど何か追加で購入する必要がある場合は、別途実費にてご負担いただきます。』

例2/70歳代男性からの依頼
(内容)
定年になってボケ防止のためにとパソコンを購入。同居する息子に教えてもらおうと思ったが忙しくて機会を得られず、日本語入力が分からないので基礎から自分のパソコンで家庭教師を行って欲しい。
(支援内容)
家庭教師として、週1(2時間/回)3ヶ月間ご家庭を訪問。
絵が豊富で字も大きいWORDの書籍教材をもとに、判りやすく操作の練習を継続して行う。将来はデジカメの画像関係にも興味をお持ちで、習熟レベルに応じて学習の幅も広げる予定。
『こうしたご指導の場合は、特にご高齢の方も多いので疲れないよう1回につき1時間、長くて2時間までに留めています。こちらで都合がつく限り、訪問する曜日も時間もお好きなように決めていただけます。ちなみに、この方はその都度次回の日時を決めています。』

家庭教師のサービスは大変好評だそうで、他にも“ドイツに住んでいる娘と写真やメールなどをやりとりしてコミュニケーションをとりたい!と一念発起し教材も買ったけれど、操作がよく分からないのでその教材を使って家庭教師をして欲しい。”という80歳代の女性から依頼を受けたこともあるんですって!
『教材はお持ちのものがあればそれを利用しますし、教材が無い場合はその方のニーズに合わせて使いやすそうなものをお勧めし、購入していただいたりもしています。家庭教師サービスの良いところは、とにかくご自宅のパソコン環境で教えられることです。一般的なパソコン教室に通われた経験のある方も結構いらっしゃるのですが、教室で扱うパソコンとキーボードの配置が違っていたりするだけで、分からなくなるものです。また、特にこちらでも気をつけているのが“操作を忘れたら前に戻って何度も繰り返し指導する”という点です。パソコン教室では分からないことがあってもいちいち戻ってもらえず、途中でどんどん分からなくなって断念された方も多くいらっしゃいますが、指導の際には忘れても気にせず聞いて下さいとお伝えしています。前に戻りながら自分のペースで学べるので基礎を習得するのも早く、3ヶ月程度で自在にパソコンを楽しんでいただけるようになっていますね。口コミで好評となり、八千代市外からも依頼があるほどなんですよ。』

パソコンサポートサービスはシニア初級者向けではありますが、家事援助などは特に共働きや単身者、産前産後のママにもとっても助かりそう!ぜひ何かピンチのときなどは、シルバー人材センターを利用してみてはいかがですか?

●(社)八千代市シルバー人材センター 047-484-4680
千葉県八千代市大和田新田312-5 福祉センター1階(地図
【ホームページ】http://www.sjc.ne.jp/yachiyo/
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2010年04月24日

「にこにこ☆元気」八千代市子育て支援ネットワーク開設!

そうそう、こういうサイトが欲しかったー!
と叫んでしまったのが、最近八千代市に出来た「にこにこ☆元気」という八千代市子育て支援に関する情報サイトです。
ニュースによれば、妊娠や出産、子育てにかかわる手続きや支援制度、保育園や幼稚園、小学校などの情報をまとめたもので、「子育てに対する不安の解消に役立ててもらえれば」という思いで八千代市元気子ども課の管理下で作成されたそう。
このホームページは平成21年千葉県緊急雇用創出事業における緊急雇用創出補助金の交付を受けて、平成22年4月に創設されたとのことで、その補助金で専門のプログラマー1人を雇用してパソコン版と携帯電話版のサイトを作成したんだとか。

サイト内では、とにかく八千代で子育てをする際に知っておきたい情報が集約されています。妊娠したあとの手続きや、未就園児を連れて遊べる保育施設の紹介、それに幼稚園や保育園の情報も!この幼稚園の情報って、どこも住所だけだったりで全然一覧で見られるものがなくて困っていたんです。
仕方なく自分で聞きまわって幼稚園情報をやちなびでも作ってはみたものの(⇒コレ)、さすがに全部の写真は撮りにいけなかったし、電話で確認しても情報自体を載せたがらない園もあったりして・・・。
それがやっぱり市がやると!全部に外観などの写真が掲載されていて、お弁当や給食の回数や曜日、そして保育料などの料金まできちんと書かれていました。
そうなのよ、こういう風に情報がまとまっていると助かるんです!

小学校については、それぞれのホームページがリンクされているし、保育園は提出書類などがきちんと整理されてpdfなどで添付されているし。
育児サークルの情報もかなりまとまっています。それぞれに問い合わせをするというより、ステップを介してだから複数のサークルについて確認することも出来そうだから、逆に楽かも。

ぜひ子育て中のママ、一度チェックしてみては?

⇒「にこにこ☆元気」八千代市子育て支援ネットワーク
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2009年09月25日

「まるごみ'09」ecomo八千代の活動レポート

先日の早耳情報で“9/19に「まるごみ'09」に参加されるそうですよ!”とご紹介したボランティア団体「ecomo八千代」さん。
⇒早耳情報はこちら「9/19開催!『まるごみ'09』八千代市は村上橋集合(2009年09月13日)」

ゴミ拾いをイベントの一環として楽しみながら取り組もう!ということで、毎月第一日曜日に八千代市内の各地で活動を進めていらっしゃるのですが、代表を務める村山さんがecomo八千代を立ち上げるきっかけとなった、千葉県各地で一斉に行われるゴミ拾いイベント「まるごみ」当日の様子をご紹介しましょう!

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事前にまるごみスタッフの方々が用意された「まるごみ'09」のぼりのもと、9時頃村上橋へ参加者が集まりました。今回のイベントに参加された一般の方は20名!それにecomo八千代のスタッフ12名を合わせ、総勢32名にてゴミ拾いが行われたそう。
中には小さいお子さん連れのファミリーもいらして、休日を家族みんなでボランティア活動に勤しまれるという素晴らしさ!

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スタッフの方から挨拶や本日の説明などが行われたあと、A班・B班の2グループに分かれて、いざゴミ拾いスタートです。

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歩道にはペットボトルの空や、カップラーメンの蓋などが落ちているよう。小さなお子さんも一緒に、目に付くゴミを拾いながら歩きます。

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↑ 歩道から川近くへ降りると、隅のほうにゴミが!

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新川沿いの遊歩道だけではなく、川に浮いているゴミも取り除きます。危険な作業ですが、腹ばいになって少しずつつまみあげるという地道な作業!

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一見キレイに見える一帯も、よくよくのぞき込むと雑誌などのゴミが溜まっています。手の届かない水底にも、恐らくさらに多くのゴミが沈んでいそう・・・。

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村上橋よりテニスコート側の歩道もゴミ拾い。ベンチの後ろには、やっぱりゴミ溜まりがあるようです。

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11時の終了時間に合わせて、スタート兼ゴール地点の村上橋付近で集めたゴミを分別・収集します。
今日拾ったゴミは、燃えるゴミ17袋・ペットボトル1袋・カン1袋・ビン1袋に、タイヤやサッカーボール、ヘルメットといった不燃ゴミ!

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↑ 短時間で、燃えるゴミが17袋も集まるだなんて・・・。

ゴミ拾いが終わった後は、子供たちのお待ちかね!「まちフェス」イベントが行われました。まちフェスは、県内で参加している各地域ごとによって内容が違うそうですが、ecomo八千代ではテントの下でカキ氷や綿菓子を提供したり、ジャンケン大会で賞品をゲットしたりして盛り上がったとか。

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↑ スタート地点にスタッフによって設置されたまちフェス会場。参加者の方々が、イチゴやメロンなどのカキ氷を頬張ります。

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↑ スタッフとジャンケンをして、賞品争奪!

早耳情報には、当日参加された方からコメントもお寄せいただきました。
『本日、まるごみ'09に息子と二人で参加してきました。ecomo八千代の村山さんや大学生の若い人達を中心に1時間のゴミ拾い。大変だったけど息子も私も楽しみながらイベントに参加できました。
遊歩道は比較的に綺麗だけど、新川の中は・・・・・。
一緒にゴミ拾いをした方と「八千代のシンボル、新川を綺麗にしたいね」と真顔で話してしまいました。
ゴミ拾い終了後はじゃんけん大会、残念ながら賞品は当たらなかったけど、参加した人達はみんな笑顔、笑顔。
大勢の人達と行動するって、やっぱり楽しいですね。定例のゴミ拾いにも是非参加したいと思います。』

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今後も引き続き、毎月第一日曜日にゴミ拾いイベントを実施される予定のecomo八千代さん。「もっとメンバーを増やして、ぜひ地元八千代でのゴミ拾い活動を広めていきたいです!」とのことでした。
ぜひお気軽にお問い合わせしてみてはいかがですか?

●ボランティア団体 ecomo八千代 
代表/村山 雅典
【ゴミ拾い開催日】毎月第一日曜日
【参加対象】誰でも参加OK!お子様と一緒に家族で参加されている方も増えています。
【まるごみ'09活動 参加方法】
参加申込はメールフォームから送信いただくか、又はecomo八千代事務局 090-4424-6529(担当:村山)へ電話にてお問い合わせください。
※メールは折り返し事務局よりご連絡差し上げます。
【ホームページ】eomo八千代 http://marugomi.jp/yachiyo/、『まるごみ'09』http://marugomi.jp/

〔関連レポート〕
2009年09月13日 9/19開催!『まるごみ'09』八千代市は村上橋集合
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | 市民活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする